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花粉症は今や多くの人が罹患するようになりました。有名なのはスギやヒノキといった針葉樹の花粉で主に春先に感じることが多いのです。しかし花粉症は春だけでなく秋にもなることがあり、1年を通して注意が必要となります。

花粉症になる原因を突き止めることで症状を軽くすることができるので、まずはしっかりとどの植物に反応をするのか、どういったことが要因で症状が出てくるのかを知る必要があります。

しっかりと自分のタイプを把握することが大切になってきます。

症状をチェック

花粉症の症状には目のかゆみだけでなく、ダルさ頭痛もあります。通常の場合鼻水が出る、くしゃみが止まらない、などの耳鼻科関係の症状や目のかゆみ、涙が多く出るといった眼科関係のものが出てくるのですが、時としてだるさや頭の痛さを感じることがあります。

時期的にインフルエンザや風邪が流行することもあり、風邪と間違えてしまうこともありますが、熱が出ていないのに、だるかったり咳が頻繁に出る場合は、一度花粉症を疑ってみると良いでしょう。
そのためにはまずセルフチェックが必要となってきます。

セルフチェックの仕方では、次のような点に注目します。まず、鼻水の様子を見ます。風邪にかかっている時鼻水は粘り気があり、黄色みがかった色をしています。風邪がひどくなると緑色になることもあり、明らかに様子がおかしい、と感じることができます。

一方花粉の場合はどちらかというとさらりとしていて水っぽく、黙っていても垂れてきてしまう感覚があります。もちろん風邪のひきはじめでもさらりとしていることがありますが、どういった鼻水が出ているのかを見るようにしましょう。

そして目ですが、風邪の時は結膜炎という症状が出ることもありますが、一般的に目にでてくることはあまりありません。花粉が原因の場合は、目がかゆくて仕方がなくかかないといられないといったことが起こってきます。知らず知らずのうちに目を触っているので、赤くなるだけでなく周りも赤くなってくるのが特徴の一つでもあります。

くしゃみに関しては、風邪においても連続して出ることがありますが、花粉が原因の場合はさらに連続して何度も出てきます。自分の意思で止めようとしても止まらなく、場所も関係がありません。つまり、感じていると症状が出てくるのです。

花粉症が原因で起こる頭痛やだるさ、というのは、主に鼻の調子が悪いことから起こります。この部分は喉ともつながっており、異物を排除しようとする働きをしています。その鼻が調子悪いと体全体に不調が起こりやすくなってくるのです。そしてニオイや味といったものもわかりにくくなります。

それぞれの様子を見て、2週間以上症状が続いたり、朝が特に激しかったりする場合は花粉症を疑ってみましょう。
治療をするにあたって、セルフチェックをすることはとても大切なことです。

花粉症の原因

鼻や口の粘膜は異物を体の中に入れないようにフィルターのような役目をしています。そのため花粉を吸い込んだときそれぞれの粘膜でキャッチしますが、この時排除しようとして免疫反応が起き、鼻水やくしゃみなどを引き起こしてなんとか排除しようと試みます。

ですが、あまりにも多く吸い込んだり、花粉やハウスダストといったアレルギー物質に触れたりしていると体の中で抗体ができてしまい、マスト細胞とくっついてしまいます。

マスト細胞とくっついた状態の中で、さらに吸いこんでしまうと今度はマスト細胞からヒスタミンと呼ばれる物質が分泌されヒスタミン受容体と結びつき、くしゃみや鼻水、かゆみが起こってきてしまうのです。

つまり、花粉症は体の異物を排除しようとして起こる体の反応です。できるだけヒスタミンが分泌されないようにすることが大切で、原因となる物質を体内に入れないようにする対策が必要となってきます。

要因となる物質には、スギが2月の中旬から3月の下旬までで、その後にヒノキが飛びます。約1か月ほどの差があり、両方が原因となっている場合は春の間中、感じるようになります。

そして夏から秋にかけてはイネ科のカモガヤやブタクサ、ヨモギが飛び始めます。特にイネ科の場合は5月から8月と比較的湿気の多い梅雨時期にも飛ぶことがありますので、注意が必要となります。

春と違って秋の場合は、雑草が原因となっていることが多く身近な植物が要因となっています。土手や空き地、公園、河川敷といった場所はヨモギやカモガヤが多く生息しているので、レジャーに行く際には対策をしていくようにします。過敏に反応してしまう場合はできるだけ雑草類が生えている場所には近づかないほうが良いでしょう。

この他の原因としては自律神経が乱れている、ということがあげられます。自律神経が乱れてしまうとさらに悪化してしまい長引いてしまうこともあるので、夜更かしをしない、3食きちんとバランスよく食べる、喫煙を控えるといったことに気を配るようにします。

衣服にもつくことが多いです。飛散しているなと感じた日はできるだけすべすべとした生地の服を着るようにして、できるだけ昼前から午後3時ぐらいまでは外出を控えるようにしましょう。工夫して生活することで改善していきます。

花粉飛散情報を確認しよう

花粉は、スギやヒノキが主に春の症状として表れます。秋にはブタクサや稲といったものに反応することがあり、両方を持っている人は1年中苦しむ結果となってしまいます。

症状を軽くするにはまずできる予防を早い段階で行う、ということが大切になってくるので、花粉が飛散するのはいったいいつなのか、ということを把握するようにしましょう。

花粉飛散情報は日本気象協会が出しているものが正確なことが多いです。ニュースにおいても花粉飛散情報は流れていますが、これも日本気象協会が発表しているものを使用していることが多く、大変見やすいです。

天気アプリなどを入れている場合は、アプリに花粉がいったいどのくらい飛んでいるのかイラストなどで示されていることがありますし、テレビのニュースでも花粉情報は流れています。こういった情報をもとに、今日はどういった対策をしようか、ということを考えていきます。

花粉症が特にひどくなるのは、雨が降った後の晴天や乾燥している日、晴れていて風が強く吹く日があげられます。そして意外と気温が高い日もひどくなることが多いです。晴れているから大丈夫、と思わず風が強い日と気温の高い日も注目してみましょう。

日本気象協会のホームページには、週刊花粉飛散情報が地域ごとに表示されています。イラストの他色別のグラフにもなっているので、よりわかりやすく確実に情報を得ることができます。例年に比べ多いのか少ないかもわかるので、どのような対策をしていくか、ということの参考にすることが可能となっています。

さらに、日本気象協会の花粉飛散情報には主な要因や対策方法も書かれています。要因においては、スギやヒノキの量を知ることができるので前年度と比較することもでき、どう対策していこうかあらかじめ考えることもできます。

スギは約8割の人が感じるほど多く飛散しています。九州地方であれば2月の中旬から東北地方は3月上旬から下旬にかけて飛びますが、北海道の場合はスギが少ないのでスギが要因となることはあまりありません。

そしてスギが終わるとヒノキが飛び始めます。長引いている場合は両方が要因となっていることがあるので、両方に注目してみると良いでしょう。花粉飛散情報を早くとらえることで対策を練ることができます。